お金を貯めるならリボ払いは絶対やっちゃいけない

お金を貯めるならリボ払いは絶対やっちゃいけない

悪魔の囁き:リボ払い

悪魔の囁き「リボ払い」。ついカードを使い過ぎた、でも請求が来る!、しかも現金がない!という時にポチりがちな「リボ払い」。

自分は人生で2回やっちまってます。1度目を死ぬような思いで10年かけて完済したのにやっちまった2度目。1年半前にようやく2度目を完済したけど、それまではほぼ貯金ゼロだった。

人生1度目のリボ払い

自分の場合もそうだったけど、リボ払いに手を出してしまう時って2パターンあると思う。

1つはもちろん「手元に現金がない!」という時。大きな買い物をした時にこのパターンになることが多い。

自分は20歳の時先輩に誘われ、3週間かけて初めてのアメリカ旅行をした。

前払いに必要な航空チケットや予約していたホテル代などはバイトしてお金を作ったが、初めての海外旅行、それも3週間も行っていたので気が緩んでいた。

しかも大学生になるとクレジットカードを作れるということもあり、気持ちも大きくなっていた。

ちなみに自分は浪人したが、浪人時代街角で某クレジットカード会社が入会キャンペーンをやっていたので、申し込もうとした時「あ、浪人生ですか・・・すいません・・・浪人の方は申し込めないんです」と断られて結構落ち込んだ。

その反動もあって人生初のクレカを手にした時「金がないのに買い物ができる」と思ってしまった。バカです。

アメリカで特に贅沢をしたわけでもないが(人気観光地以外は基本的にすべてその土地でモーテルのVacancyを探して泊まる、食事もだいたい10-20ドル程度のもので済ませていた)、お土産を結構買った。

3週間かけてアメリカを横断し、その土地その土地で「ここでしか買えないかもしれない」と思うと、いろいろ買い込んでしまった。

極めつけは当時付き合い始めていた女性にティファニーでネックレスを買ったこと。

当時オープンハートのネックレスが日本人には大ブームだったけど、「それ、ミーハーだよね・・・」と思われるのが嫌で、「Y」という彼女のイニシャルのネックレスを買った。全26文字の頭文字ネックレスが売ってた。

これが500ドルする代物で当時1ドル=140円だったので7万円もした。まだ付き合い始めた・・・のかな・・・という段階の女性に、しかも大学生がぽんっと払うようなアクセサリーではないと思う。

ちなみに今は嫁さんがいるが(もちろんその時の女性とは違う)、アクセサリーで7万円もするものは結婚指輪以外買ったことがない。すまん、嫁。

3週間経って帰ってきたら残ったのは約40万円のクレカの請求。調子に乗り過ぎた。

でも後悔しても使ったお金は仕方がない。そこで設定してしまったのが悪魔のリボ払い。

このリボ払いはその後10年ぐらいかけて完済することになる。苦しかった。月に数万円程度とはいえ、いっこうに減らないリボ払い、それも1回目は大学生〜新卒社会人の頃だったので収入も少ない。

これで大きな病気とか事故を起こしたらどうなるんだろう・・・不安になりながら、まったく精神的な余裕のない20代だった。

しかし、「もう二度とリボは使わねぇ」と思っていたのに2回目のリボをその後やっちまうのでした。

もうやらないと誓ったのにやっちまった2度目のリボ払い

35歳ぐらいの時だったかな。土曜日の朝に当時勤めていた会社の社長から電話があった(社長から土曜日に電話があることは事前に上司から連絡を受けていた)。

社長「親会社の社長が米国出張に行けなくなった。チケットの解約ももうできないので代わりにお前が行け」
自分「いいですけど、いつからですか?」
社長「来週の月曜日」

え”ー!来週の月曜日って今日土曜日じゃん?明後日じゃん?は?みたいな。

パスポート切れてなくてよかったよ。

ほどなくして親会社の社長室室長から電話とメールが来た。

「今回の件は突然お願いして申し訳ない。申し訳ないついでにもう一つお願いがある。航空券は往復ともビジネスシートなのだが名義変更はできないらしい。そのため、話は通してあるから当日成田空港のカウンターに行って、解約しているチケットをあなた名義で買い直して欲しい。もちろん後日チケット料金は支払うが週末でお金の移動ができないので建て替えておいて欲しい」

事情は分かった。しかも会社のお金で往復ビジネスだ。こりゃラッキーぐらいな気持ちだった。

月曜日、言われた通り成田空港のカウンターに行くと話は通っていたのですすっと手続きは進む。それはいいのだが、支払いの段階で

「では、もたちぃ様、料金の方ですが58万円になります」

と宣う。

え・・・ご、58万!?

もちろん海外出張でビジネスなんか乗ったことがない(つか国内出張でもない)ので相場を知らんかった。

この出張はラスベガス行きで、直行便はないからロサンゼルスでトランジットという航空券だった。成田<->ロスなんてエコノミーだと14-5万ってもんじゃん?せいぜい20-30万ぐらいのもんだろうと思っていたら60万近くもすんのか。

ビジネスたっけ。

ていうか、「く、クレカの限度額足りるかな・・・足りんかったらどうしよう・・・そんな現金ないし・・・」とドキドキしながらANAのクレカを出したら通った。あとで調べたらギリギリ限度額を越えていなかったようだ。

でまぁ、往復ビジネスはもちろん快適で現地でも楽しめた出張だったのだが、問題はこの後だ。

もちろん親会社の経理はすぐに諸々のお金を振り込んでくれた。最終的に65万〜70万ぐらいだったと思う。

これが危険なのだ。

いいですか、大事なことなのでもう一度言う。

この、ちょっとまとまったお金を手にした時が一番危険なんです。

なにかと言うと、
・クレカで70万使った。
・経費処理で手元に70万振り込まれた。
という、「ちょっとまとまったお金」が銀行にあったわけ。

ここでまともな人ならこの70万には手を付けず、クレカの決済まで待ちゃいいの。

でもね、お金の魅力・魔力はすごいもので「これ、リボ払いにしちまえば現金70万がまるまる使えるんじゃね?」と思ってしまったわけ。

今から思うとほんとバカだわ。タイムマシンがあったらあの時の自分に会いに行って、頭をぽかっと殴ってやりたい。

「やめとけ」と。

当時は小遣い制で自由になるお金が少なく、「現金で70万あると、色々買えるなぁ」と自分の中の悪魔が囁く。

「しかも返済は毎月定額の数万円じゃん?いけるいける」と悪魔が背中を押す。

そして、1度目を完済した時に「二度とやるものか」と思ったリボ払いに再び手を出すことになったわけです。

リボ払いのなにがいけないのか

知ってる人、今まさにリボに苦しんでいる人には言わずもがなだけど、利子の利率が異様に高い。

自分は誰でも知ってる二大クレカの1つでリボ払いをしていたんだけど、あまりの利子の高さに「闇金かよ」って思ったもの。自分で借金したことは棚に上げておいて。

そう、リボって借金なんです。

つか、クレカというシステムは借金なんです。普段意識してないけど。

返済が普通は1ヶ月後だからあまり意識していないだけで、今買ったものに対して現金払いを先延ばしにし、「あとで返す約束をする」という、まさに借金なわけ。

唯一の利点は年会費以外余計なお金がかからないこと(手数料は店舗が払ってくれてる)。

ところがリボにした途端「は?」という利子がかかる。

自分の場合2回目のリボの返済にまた10年かかったけど、最後の1年でもリボの残りは150万ぐらいあった。

「毎月5万円支払う」リボに設定していたんだけど、この5万のうち利子は2万円となっていた。つまり元本返済は毎月3万円しか返していない。

ということは、この調子で返済していくと150/3で、あと50ヶ月もかかる。つまり5年近くかかる。

しかも、このカード、ゴールドカードにしていたのでポイント率は高く、公共料金やNHKの支払いはこのクレカに設定していた。

これが月に2-3万円いくわけです。つまり3万円の元本返済しているのに毎月3万円使っているから元本はほとんど減っていかない。

いくら自分がバカでもさすがに「まずい」と思った。

毎月の返済額が大きくないから、あまり「借金した!」という意識が薄いけど、「あと何年かかるんだ?」と考えた瞬間目の前が真っ暗になる。

1度ならず2度までもリボ地獄にはまった自分が本当に嫌になった時期だった。

今リボ払いしている人はなにがなんでも繰り上げ返済する

すぐに公共料金等の支払いを他のクレカに設定して、リボ払いのクレカはリボ返済だけにした状態で、最終的に2回のボーナスで60万+90万で繰り上げ返済した。

もちろん、そのゴールドカードはすぐに解約した。だって年会費だけで14,000円とかするからね。

自分がそうだったけど、リボ払いを返済している時はまずお金を貯められない。しかも気の遠くなるほど返済までに年月がかかる。

だから今リボ払いを返済中の人はしばらく節約倹約生活になっても、娯楽を一切止めてでも可能な限り早く繰り上げ返済すべきだ。

今時20%前後も利子のかかる借金なんてそうはない。住宅ローンでもこんなバカげた利率設定はされていない。

リボ払いしているクレカは自分の時のように公共料金等の支払いは外し、一切使わないようにして、とにかく返済に集中すべき。

手元にまとまった現金ができても、現金の魔力魅力に負けてはいけない。とにかくリボの返済に回す。リボが完済したら、いくらでも現金の喜びを味わえる。

めでたく返済が終わると不思議なほどお金が貯まっていく。貯まったお金は運用に回そう。それはまた別の記事で書きたいと思う。

自分の経験から思うのは、貯金がほとんどない時期になにかの拍子に50-100万円という少しまとまったお金を手にした時が一番危険だと思う。

これが100万円を越える現金、資産を作ってしまうとリボ払いにしようなんてバカな考えは少しも起こらない。

だから、若い人はリボにしたい気持ちをぐっと抑えて、さっさと100万円以上のお金を作ってしまうこと。そうすればリボなんて悪魔のシステムに一生手を出さずに済むと思う。

今リボ払いしていない人。絶対にリボに手を出しちゃダメだぞ。

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