ソニーの本気ネオ一眼カメラ:RX10M4を買ったのでレビュー → すぐに売却した理由

ソニーの本気ネオ一眼カメラ:RX10M4を買ったのでレビュー → すぐに売却した理由

ソニーのレンズ一体型デジタルカメラ「RX10M4」を買った。2012年から始めた鳥撮りで使えたらいいなと思って。

普段はソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7RIII」とレンズは「FE100-400mmGM」を使っている。鳥撮り用としては文句のつけようがない素晴らしいカメラとレンズだ。大変気に入ってる。

しかし、「もう少し軽くてコンパクトにできないか」と欲が出てきた。400mmにしては軽くてコンパクトなんだけど、それでもカメラ+レンズで2kgあり、一日歩いていると肩と腰への負担が大きい。ゴーヨンなんか使っている人には怒られそうだけどね。

FE100-400mm+α7RIIIほど解像しなくてもいいから、そこそこ満足できるなら、できればRX10M4に乗り換えたいと思っていた。RX10M4は1インチセンサーのフルサイズ換算600mmF4で撮れるカメラだ。センサーサイズはともかく、焦点距離とF値は鳥撮りには申し分がない。

しかし、後日上記の鳥撮りブログで鳥写真をレビューするけど、ダメだった。鳥屋は等倍で写真をチェックするんだけど、「やっぱり1インチセンサー、ズームレンズなりの写りか・・・」とがっくりきた。とてもじゃないけど、鳥撮り用としては満足の行く画質ではない。

なので、結局1回使っただけで、マップカメラに放出した。

ここでは鳥写真以外の写真をアップしながらレビューしてみたい。結論として、「本気で鳥写真に臨むなら向いていない」けど、「等倍でのチェックなんかしない」「広角から超望遠までのお手軽なシステムが欲しい」という場合にはとてもいいカメラだと思う。ただ、今現在値段が15万円以上することを考えると、金額分の価値があるかというと個人的に疑問。このスペック、この写りで10万円以下なら超オススメカメラなんだけど。

朝、鳥撮りに出かける時に近所のサルスベリの花を逆光で。露出はアンダー。ゴーストが出ていたけど、逆光耐性はいいレンズだと思う。なお、ここでの作例はすべてRAWから編集している。自分はJPEG出しは基本的にしません。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F2.5 8.8mm ISO800  1/26000sec 

葛西臨海公園にいた野良猫ちゃん。Retinaディスプレイ用等倍(横2000px切り出し、それを1000pxにしてブログにアップ)で見ると正直もう少し解像して欲しい。鳥撮りをしている人以外から見ると十分解像しているように見えるかもしれないけど、鳥撮り屋からすると「まだまだ」な写りなんです。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F4.0 101.58mm ISO800  1/200sec 

ただし、広角側は非常にいい写り。同じ1インチセンサーのRX100M3と比べても実にすっきり写る。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F5.6 9.81mm ISO500  1/2500sec 

飛行機もいい写りをする。ただ、飛行機を撮っている人はご存知の通り、上空の飛行機はJPEG出しだととても使える写真じゃないので、RAWからしっかり編集する必要があるのはどのカメラ/レンズでも同じ。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F4.0 220mm ISO500  1/5000sec 

西渚へ渡る橋。16:9にトリミング。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F5.6 15.73mm ISO500  1/5000sec 

縦撮り、少々トリミング。大幅なトリミングしなければ、非常にシャープな写りに見える。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F5.6 8.8mm ISO500  1/4000sec 

海岸にやってきた。逆光。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F5.6 8.82mm ISO500  1/5000sec 

フル換算24mm(広角端)の画角。ノートリ。画面中央にウミネコがいるのだが、

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F2.4 8.8mm ISO500  1/16000sec 

フル換算600mm(テレ端)までズームすると、ここまで大きく写る。ノートリ。600mの威力はすごい。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F4.0 220mm ISO500  1/5000sec 

防波堤先端で羽田空港から飛び立ったBAの飛行機。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F4.0 219.82mm ISO500  1/6400sec 

ヘリ。対象が鳥でなければ、等倍までトリミングしてもまったく問題ない。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F4.0 220mm ISO250  1/4000sec 

防波堤から24mmで。さすがに歪むね。ソニーカメラ/レンズは青が綺麗に写る。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F5.6 8.8mm ISO250  1/2500sec 

雲とANA。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F4.0 207.88mm ISO250  1/6400sec 

ズームの例をもうひとつ。広角端。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F5.6 8.82mm ISO250  1/2000sec 

130mmぐらいの中間位置。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F5.6 43.48mm ISO250  1/2000sec 

テレ端、600mm。いわゆるロクヨンスペックがこんなコンパクトで軽いカメラで使えるのは驚き。

DSC-RX10M4 24-600mm F2.4-4.0 F5.6 220mm ISO250  1/2500sec 

もう一度書くけど、鳥や動物のような羽毛に覆われた被写体を、毛の1本1本までカッチリ解像したい用途には向いていない。

それとセンサーサイズの宿命でノイズが多い。普段はフルサイズカメラを使っているので余計にそう感じるが、RX10M4のISO250で、α7RIIIのISO800よりもノイズが乗っているように感じた。RAWからの後処理が大変だった。

しかし、「大ズームは欲しいけど、鳥とか犬が対象ではなく、被写体は飛行機とかサッカー選手」というような、被写体が大きい場合はまったく問題ないどころか、十分すぎるぐらい素晴らしいカメラだった。

自分は鳥撮りがメインで、それに加えて「いろいろ撮れたらいいな」という優先度なので、結局すぐに手放すことになったけどね。

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