iPhon 11 Pro(256GB)を予約した:iPhone7以降スルーしていたのに初日に予約した理由

9月14日(金) 21時過ぎ、予約開始直後にiPhone 11 Proを予約しました。スペースグレー、256GBモデルです。

8もXもXsもスルーしていたのに今回初日に予約した理由

カメラの進化。それに尽きます。

僕はデジカメとしてはα7RIIIとα7RIIを持っていて、鳥撮りはα7RIII+FE100-400mmGMを使い、スナップや風景撮りはα7RII+Batis2/40CFもしくはLAOWA 15mm F2を使っています。

iPhoneのカメラはXsでだいぶ進化したみたいだけど、Appleのサンプル写真を見ていてもデジカメはおろか、中国や韓国勢のスマホのカメラにかなり負けていると感じていて、加えてあの価格なのでスルーしていました。

例えば下の写真は京都の先斗町で飲み会があった時にGalaxy Note8で撮ったものだけど、普通にカメラで撮っただけなんです。

当時のiPhoneでここまでのノイズが少なくてコントラストがしっかりしていて、夜でもしっかり色が乗っている写真が撮って出しで出てくるようには思えなかった。

というか、デジイチでもここまでの写真に仕上げようと思ったら撮影時の設定から現像までかなりのことをしないと出てこない。「RAWからいろいろやるより、もうスナップはスマホでいいや」と思った瞬間でした。

カメラは持ち出さないと意味がない

性能的には抜群のα7RIII、LAOWA15mm、Batis40mmなんだけど、毎日の通勤時や「ちょっとそこまで」という外出時に持ち出すかというと持ち出さない。

旅行とか、なにか特別なイベントがない限り重くて大きなかさばる荷物は持ち出さないのですよ。

Galaxy Note8は風景写真でも素晴らしい写りを(現像含めて)見せてくれるのだけど、でかすぎる。なので持ち出さなくなった。

会社で支給されているiPhone7は大きさ、軽さ的に絶妙でとても気に入ってるんだけど、カメラ機能は数世代遅れてる。これで積極的に写真を撮ろうとは思わず、緊急手段的な存在だった。

それはXsも同様だった。ぶっちゃけ「進化してるんだろうけど、あの値段でこの程度の写真か」と思ったのでした。

しかし今回は違った。これもぶっちゃけ「一歩抜け出した」というよりは「GalaxyやHuawei、Googleのカメラに追いついたね」という印象なんだけど、それで十分です。この3メーカーのスマホだと積極的に撮ろうという気にさせてくれますから。

Galaxy Note8で撮った写真のサンプル。

逆光ではさすがにフルサイズ→RAW処理しないと納得いかないけど、ノーマルモードで撮った撮って出しJPEGとしては「鑑賞用ならもう全部これでいいんじゃね?」と思うほど素晴らしい。

今回のiPhone11シリーズではこれぐらいまでは撮って出しで撮れると信じています。

iPhone 11 Proを選択した理由

今回256GBを予約しました。512GBでもよかったんだけど、今のiPhone7の使い方を見ていても256GBで十分かなと思って。

ディスプレイも綺麗なようだし、AirPodsも今年買ったのでアマゾンプライムビデオからダウンロードしておいて移動中に映画鑑賞したりとか、今Osmo Pocketで撮っているフェレット動画も11proに置き換えようと思っているので256GBでも足りないかもと一瞬思ったけど多分大丈夫。

11proのカメラはタピオカと揶揄される3眼レンズで13mm/26mm/52mmと焦点距離がちょうど倍→倍となってる。

一番の魅力は13mm。デジカメやってる人からすると、フルサイズ換算13mmなんて歪みがひどすぎて使えないだろうと思うでしょう。僕もそうでした。

しかしアップルのサンプル写真見て考えが一転した。

写りの良さもさることながら「歪み少ないなぁ」と嘆息。

他のいろんな機能もそうなんだけど、これ、スマホならではなんだよね。

AI含めて撮った後のソフト処理がすごい。

歪曲が少なく、自然なHDR、ボケ調整等ソフト処理あってこその写真になっていて、RAW現像が好きな人間からするとそんな人工的な処理は写真じゃないだろうと違和感があったけど、今のスマホ写真を見てると「もう全部これでいいんじゃないか」と思えてくるのです。

撮影時の設定から撮った後のRAW現像まで、今までの苦労はなんだったのだろうかと。しかもそれだけ苦労してもおそらく今のスマホ写真には勝てない。

ただ正直52mmはいらんなと思っています、今の所。今のスマホ写真の写りからすると標準域(iPhoneでは望遠と書いてるけど50mmは標準域)の画角が欲しければ26mmからトリミングすればいい。全然使用に耐えると思う。

なので素の11で十分かと思っていました。カラバリも11の方がポップでイエローがいいなぁなんて思ってたんです。256GBモデルもあるし。

でも11は買わなかった。理由はでかい。それだけです。

11 proでも日本人にはでかい。ぎり片手で操作できる大きさだよね。大きさ的には今回11 Pro < 11 < 11 Pro Maxとなっているけど、あれ、多分欧米人の基準に合わせてるよね。11 Proでさえ日本人にはでかい。

中国、韓国メーカーのスマホはもとより、ソニーでさえデカスマホしか作ってない。なんだかなぁ。

ま、そんなわけで一番コンパクトな11 Proを予約したのです。256GBは税込みで13万を超えるけど、キャリアで買いたくないし、なぜかキャリアの方がAppleのSIMフリーより高いし(これ、ほんとに意味が分からない。なんで?)。

そもそもSIMフリーしか買わないのでいいんですが、α7RIIとBatisを売却して資金にしました。マップカメラで18万ぐらいで買い取ってくれるそうなのでお釣りが出るぐらいでした。

11 Proを選択した理由(他)

散々他の人が言い尽くしていることなのでリストアップだけします。

・ディスプレイの解像度、綺麗さ
スーパーレティナと豪語するOLEDと、11より大きい解像度を見せてもらおうじゃないか。

・4K60FPS対応
これは随分前から対応していたけど7は対応していないので大きな選択理由でした。10分制限はあるのかなぁ。

・光学13mm〜104mmのレンズ
焦点距離としては52mmまでだけど光学2倍ズームがあるので104mmまでは対応。ここからクロップ前提だと200mmぐらいまでは実用領域かなと思う。スマホでここまで対応できれば十分過ぎます。

特に動画。これも4Kで104mmで撮っておけば(光学ズーム使えるよね?)、フルHDに出力する時は2倍ズームと同じなので200mm相当になる。これが可能であれば、例えば江ノ島水族館で後ろの方に座っても迫力のあるイルカショーが撮れたりする。

・ナイトモードが実用的

夜景用HDRだけど、これが「そう、そういう仕上がりにして欲しい」というソフト処理をしています。ようやく他のメーカーに追いついたという感じで、これならiPhoneでもピーキー(実際普通に撮るとすぐにハイライトが飛ぶ)+コントラストが強い夜景でも撮ろうかと思います。

・ポートレートモードも多分実用的
GalaxyやPixel3のボケ処理に比べ明らかに劣っていた(というかバグに近い)Xsだったけど、批判された1年だったので11シリーズでは向上させてきたと信じたい。Pixel3並にソフト処理できるのであれば、正直フルサイズの明るいレンズはいらないと思えるほどのボケです。

・スマートHDRが実用的

ナイトモードにもつながる話だけど、今回のスマートHDRを見ていると、より自然な処理になっているのでこれなら使おうと思いました。今までのスマホやコンデジのHDRってかなり人工処理臭くてCGみたいな写真になるので使う気はしなかった。でもアップルのサイトのサンプル写真を見ていると「これはいい」と素直に思いました。

・やっぱりiPhone
MacやApple Watch、iPadなどアップルのエコシステムにどっぷり使っているとやっぱりiPhoneが便利なんですよ。

そのエコシステムでなければアンドロイドでも全然いいと思うんだけど、「Apple WatchでモバイルSUICA使ってる」「AirPodsを使っていて、シーンごとに切り替える(移動中はiPhone、デスクワーク時はMacとか)」「iPhoneの写真や動画をMacに転送」「メモやリマインダーをシームレスに共有」「iPadで手書きで書いたメモを外出先のiPhoneで確認」とかってなるとアップルのエコシステムは抜群に便利なんですよ。これをWindowsやアンドロイドでいちから構築しようと思うと大変なんですが、アップル製品で固めているとなにもしなくてもOSレベルでできるので買ったその瞬間から使える。

スマホの写真に見るデジカメ業界の衰退

僕はソニーのフルサイズミラーレスカメラを中心として昔からデジカメをたくさん使ってきた。だからこそ、昨今のスマホのカメラ(および現像処理)の進化を肌で感じるにつれ、デジカメ業界が右肩下がりになる理由が浮き彫りになってきたように思う。

それはソフト処理。

最近のスマホってGoogleのPixel3が顕著だけど、AIエンジンが入っていて、場面ごとに最適なRAW処理やHDR処理をしてくれるんですよね。

一方デジカメ業界って相変わらず光学性能やAF性能を追求し「過ぎてる」。これが必要な人ってプロとか一部のハイエンドな人たちだけで、一般の人にはほぼ無関係。

それよりも「簡単に綺麗に撮れて、すぐにSNSでシェア」できる環境が絶対に受け入れられる。

「SNSでシェア」はスマホならではだけど、前半の「簡単に綺麗に」をデジカメ業界って追求してこなかったよね。

ホワイトバランスを見て、「5000K前後、画角の半分が空色」となったら風景モードで青を綺麗に出すとか、「4000K前後、暗くて白が中央に1つ」となったら料理モードでWBを低めに調整、コントラスト高めの料理モードとか、自動で爆速処理するエンジンがコンデジに入っていたら話は違ったと思う。

でも今も昔もデジカメはユーザー側で切り替えないといけない。切り替えても「えぇ、料理モードでこんな程度〜??」という仕上がり。

デジカメメーカーの人って今のスマホのカメラのソフト処理ってちゃんと研究してるのかな。レンズやセンサーはソニーを使ったりとタイアップできるんだから、AI処理なんかはGoogleと組んでもいいんじゃなかったのかな。もう遅いけど。

昔カシオが出していたような名刺サイズで胸ポケットにすっぽり入るようなコンデジがあって、2000万画素ぐらい、センサーは1インチ、重さは200g以内、AIエンジンがシーンを自動判別してWB/SS/ISO/F値を適正値に設定、手ブレは3段程度の強力な補正が効いて、スマホとテザリングして撮ったらアップ先に応じて自動リサイズしながらすぐにSNSへアップできる、FB/Twitter/インスタぐらいならテキスト入力もできるインターフェース・・・ぐらいなカメラを作らないとコンデジに限らず、そこそこハイエンドなデジカメもスマホに駆逐されると思う。

楽しみです

いずれにせよ、アイポンは日本では初代とな3GSの頃から使ってきたけど、予約初日、しかもオープンしてすぐ(昨日の21時過ぎ。21時から数分はまだ予約できなかった)に予約したのって、この10年で初めてです。

最大の理由は上記でさんざん書いたように「今回のアイポンならデジカメが不要になり(実際レンズとカメラは売ったし)、動画もアイポンだけでいけるかも」と思ったからです。

到着は来週20日(金)予定なので3連休で使い倒せそうです。その時にまたレビュー記事をアップします。