転職のススメ

転職のススメ

35歳限界論?

転職市場でまことしやかに囁かれる35歳限界論。35歳が転職の最後のチャンスだとかなんとか。

馬鹿言っちゃいけない。

転職なんて何歳でもできるぜ。

実際、20年以上サラリーマンやってきてる自分は10回近く転職してきた転職ベテランだけど、35歳越えてからでも6回してる。

転職なんて何回でもできるし、もちろん35歳越えてからでもヘッドハントやスカウティングは来る。転職に限界年齢なんかないよ。

ネガティブ転職はしちゃいけない?

おじさん(自分もだけど)が、知ったかぶりで言う「上司が嫌とか、仕事が面白くないというネガティブな理由で転職してはいけない」という説教。

馬鹿言っちゃいけない。

その会社が嫌だから辞めるに決まってんだろ。

会社が面白いから、仕事が楽しいから、すげぇ上司がいるから。そんな環境で誰が転職したいなんて思うものか。

新しいことに挑戦したい。年収を上げたい。

立派な理由だ。そういうチャレンジングな志で転職を探すのはもちろんいい。

でもね。

今の会社、仕事、人が嫌で嫌で、鬱になったり、最悪自殺を考えるぐらいなら、さっさと辞めちまえ

仕事なんて命かけるほどのものではない。

今の環境から逃げたいから。

立派な転職理由だ。どんどんやれ。

もたちぃの転職履歴

自分なんかすごいもんだぜ。職歴なんか5枚で収まらないぐらいだもん。

さらっと転職の歴史と理由を書いておく。

1回目:大卒2年半で辞める。直属上司が嫌だったから。

2回目:2年で辞める。直属上司が犯罪に手を染めているのを感じ取ったから(退職して2年後、実際逮捕された)。

3回目:2年で辞める。表向き「東京の女性と結婚するから(当時大阪に住んでいた)」だが、直属上司が嫌だったから。ここで東京へ。

4回目:4年で辞める。社長が嫌だったから。この時点で35歳を越えてる。

5回目:2年半で辞める。3ヶ月で800万の仕事をくれた会社の取締役を接待したら、その接待交際費が降りず(接待してもいいと社長にはちゃんと了解を得ていたにも関わらず)、CFOがクソだと思ったから。

6回目:1年で辞める。社長の手腕に不安を感じたから。

7回目:1年で辞める。取締役が嫌だったから。

8回目:2年で辞める。外資だったけど、HQ(本社)のやり方が気に喰わなかったから。

9回目:8ヶ月で辞める。女性カントリーマネージャーがすぐにヒステリーを起こすから。

10回目:現職。こんな自分が5年続いてる。理由は社長の人柄がよく、仲間たちも仕事も楽しいから。

どうよ。今の職場以外4年以上続いたことないんだぜ。

しかも、転職理由のほとんどが上司が嫌いか、社長(か、それに近い人)が嫌いだからだ。

そんな自分でも、転職で給料が下がったことはない。というか、毎回上がってる。給料上げたいという動機で転職したことは一度もないのに、だ。

35歳越えてから実に7回も転職してる。

「3年は続けるべき」とか「すぐに辞める癖がつくと、いつまで経っても無意味」とか、「自分に合う環境なんてないんだから、我慢しろ」とか、そんなのは人生諦めた人の言い訳だ。

「いつか、どこかに、自分が全力で仕事に取り組める、楽しくて楽しくて仕方のない職場があるはず」という理想論を持ち続けて、なにが悪い。

転職はサラリーマンの権利だ。嫌な仕事を続ける義務もない。

精神や体が壊れる前に、さっさと転職活動をしよう。

転職の方法

いろいろあるけど、手っ取り早くて、成功率が高い方法は2つある。

なかでも一番堅いのは知り合いに誘ってもらうこと。

「え、今の会社嫌なの?だったら、うちに来ない?」と誘ってもらうことだ。

知り合いが勤めている会社だから、そこがどんな職場なのか聞きやすい。

さらに、その人が人事につないでくれるから、合格率(と言うのか?内定率?)も高い。

さらにさらに、相手も「来てもらう」という気持ちがあるから、年収の交渉もしやすい。

転職した後も知り合いがいるから、最低でも1人はすぐに話ができる相手がいるわけで、職場に入っていきやすい。

そのためにも、普段から交流を大事にしておこう。

もう一つの方法はエージェントを使うこと。転職サイトに登録してもいいけど、たいてい給与面で叩かれるので、それよりは転職エージェントを使う方がいい。

特に英語ができて外資を狙っている人は絶対に外国人の転職エージェントを使った方がいい。日本でもたくさんそういう会社はある。

外資はすごいぞー。

職種にもよるけど、自分がやってるようなIT系だと、「英語?大丈夫です。ラインマネージャーがアメリカ人?レポーティングも英語?はい、問題ないです」という感じで、かつ先方が求めているスキルや経験にマッチングしているなら、OTE(On Target Earning:基本給)で10万ドル(1000万円)以上の年収なんてざらだ。

OTEで10万ドルだから、SEでもこれにインセンティブが入ってくることも多く(逆に外資はたいていボーナスはない)、15万ドル(1500万)超えることも普通にある。

ただし。

外資は死ぬぞ。めっさ大変やぞ。それができる体力と覚悟があって、「とにかく金が欲しい」という人だけが目指せばいいと思う。

8ヶ月しかいなかった会社は、日本の女性カンマネがすぐにヒステリーを起こす人だったので、それが嫌で辞めたけど、仕事も普通に大変だった。

HQはアメリカ、開発はスウェーデンという外資だったので、日本の18時とか19時あたりから、スウェーデンの開発が動き始める。

バグやトラブルがあったら、19時ぐらいから社内ICQにログインして、向こうのメンバーに質問をしにいく。

アメリカのHQがデリバリーを管理していて、ラインマネジメントもアメリカだったので、製品の出荷状況や、承認はアメリカに問い合わせないといけない。

急ぎだと、日本時間の4時ぐらいから向こうのskypeでオンライン状態を掴まえて、トラッキングを確認したり、approvementを取ったりする。

これが重なると、文字通り24時間仕事をしてることになる。

家で7時ぐらいまでskypeでアメリカとの会話をした後9時に出社すると、「どうなった?」とカンマネが聞いてくる。

そしてヒステリーを起こす。

自分はカンマネに実力を認めてもらっていたから、直接怒られたことは一度もなかったけど、他のSEや営業には地響きがするぐらいどなりつけてた。

24時間仕事してきた朝にそんなヒステリー聞いたら、普通の人間ならやってられんぜ。

だから辞めた。

じゃなくて、外資で働いている友人はたくさんいるけど、どこも似たり寄ったりなので、外資行く人は覚悟して行け。でもpaymentだけは抜群だし、転職情報を見てみると分かるけど、外資のoffer条件はめちゃくちゃいいから。

あと、一定の年齢を超えるとヘッドハントが来るようになるけど、外資からばっかりだ。

それぐらい今の日本は外資の求職が盛んなのだ。

あと、本気で外資を狙うなら、エージェント使うよりも、LinkedInのコーポレートサイトから申し込んだ方がいい。payment条件もよくなるし(エージェント使うと中抜きされる分、こちらのpayment条件を下げられることが多い)、直接やり取りをする分、段取りも断然に速くなる。

面接はでかい態度で臨め

いや、不遜な態度で行けと言ってるわけではない。

あくまでも姿勢は謙虚に。

しかし、媚を売る必要はない。

少なくとも自分も社会経験を何年も積んできているはずだ。

だから、堂々と今までやってきたこと、これからやりたいこと、求める条件を伝えればいい。

それを買ってくれない会社なら、たとえその会社に転職してもロクなことにはならない。

自分なんか、新卒で入った会社の役員面接からして、でかい態度だったぜ。

その会社の入社試験は、ペーパー試験1回、通常面接1回(これは人事部と)、最終段階として役員面接があった。

その役員面接でのことだ。自分は大学で量子力学を専攻していて、これから入ろうとしていた会社は携帯電話キャリアだ。

その面接の場で、ある常務が言った言葉。

「君は量子力学なんか専攻してるんだね。うちは無線事業だけど、なにか役立つの、それ?」と。

ムカッと来たね。お前になにが分かる、と。

でもそんな気持ちを顔に出すほど、もう子どもではなかった。

「まったく役に立つとは思っておりません。そもそも、量子力学に限らず、大学での勉強が社会ですぐに役立つほど、ビジネスの世界は甘いものではないと思っています。ただ、勉強自体は大変なものでした。この、『苦労をした』経験と継続力は社会人でも役に立つと思いますので、仕事の内容は入社後に全力で取り組まさせていただければと思います」

と、しれっと答えたよ。で、内定もらった。

相手が取締役だからからとか、こちらは雇ってもらう立場だからといって、無意味なほどへりくだる必要はつゆほどもないんだよ。

相手も人間だし、こちらも人間だから、面接の場でも「せっかくこの場で貴方と話す機会ができたのだから」と、会話を楽しもう。

あー、それと、外資目指すなら、TOEIC800点はあった方がいいって言われるけど、それも嘘だからね。

resume(履歴書)に書くなら、800点は最低ライン。実際自分は760点ぐらいしかスコアなかったので、エージェントに「その点数なら、書かない方がいい」と言われたから。

でも、TOEICのスコアと、仕事ができるかの能力は無関係だから。

スコア低くても、会話力あるなら面接で相手の心を掴めるからね。

外資に何回か転職してきた自分が言うんだから(しかもスコア800ないし)、間違いない。誰もが知ってるIT大手の米国企業から内定を何社ももらったよ。スコア800なくても(しつこい)。

40歳越えてからは大企業に興味なくなったので、内定もらっても行かなかったけど。

パワハラ受けてるなら、これだけはしておくことと、知っておくべきキラーワード

パワハラやセクハラを受けていて、今の会社を辞めたい。

これも立派な(?)転職理由だ。

セクハラを受けているなら、すぐに自分の上司もしくはセクハラしている奴の上司に訴えること。

それで環境を改善してくれない会社なら、その日のうちに辞表を出そう。その会社は問題意識が低すぎる。

自分もちょくちょく女性社員からセクハラの悩みを相談される。

自分が直接関与していない部署の女性なら、速攻その女性の上司もしくは社長にちくりにいく。

ちゃんとした企業なら、その日のうちか、遅くても2-3日以内にセクハラしてる奴が飛ばされる人事異動を出す。今まで何人飛ばしてきたことか。

ほんとにセクハラする男ってクズみたいな奴だから、そんな奴が管理職やっていてもロクなことにならない。

それとは別に男でもよくあるのがパワハラ。

特に自分も経験あるけど、「辞めたいんですが」と上司に言うと、「は?今のプロジェクトの重要性分かってる?お客様がなんていうと思ってるの?あと3ヶ月は無理でしょ」とか言う奴。

ここで折れてはいけない。これ、今の時代は立派なパワハラだから。

労基法上は2週間前までに申し出れば、辞めていいことになってる。会社を辞めることは、サラリーマンの権利なのだ。会社はそれを止めることはできない。これは絶対に覚えておこう。

ただし、いくら労基法で決まってるとはいえ、環境を考慮してということも労基法で定められている。具体的には社則で「1ヶ月以上の余裕を持って」と書かれている場合だ。

普通社則では、退職は1ヶ月以上前に申し出ることと書かれているはずだ。

だから、労基法では2週間前と言われていても、普通は1ヶ月前に言わないといけない。

万一裁判になっても、通常は社則が重要視されるので、1ヶ月の余裕は持たせよう。

ただし、昔上司が自分に言った「3ヶ月は無理だろ」というのは、明らかに労基法違反。かつ、これ、パワハラ。

この時どうするか。

まず、絶対にしておくことは、手書きでもいいから「いつ、誰が、どういう発言をしたか」をメモっておくこと。

これは当時付き合っていて、今の嫁さんとなる女性がくれたアドバイスだった。

当時自分は大阪に住んでいて、大阪の大企業にいたんだけど、今の嫁さんと結婚することになって東京に出ていくことに決めた。

そこで1ヶ月以上の余裕を持って上司に「12月末で辞めたいのですが」と申し出ると、言われた言葉が上記の内容だった。

当時はまだ若かった自分は落ち込んで、遠距離恋愛していた彼女に電話でそれを言ったわけ。

彼女は当時社労士事務所に勤めていたので、この手の話に非常に詳しかった。

そこで、「会社を辞めるのはサラリーマンの権利だから。会社は引き止めることはできない。社則に決められている以上の月数残れと言った場合パワハラになるから、その上司の発言を全部メモっておきなさい。手書きでもいいから」と、助言された。

で、メモったらどうするのか。

彼女いわく、「どうしても上司、もしくはさらに上の上司が辞めさせないと言ってきた場合、こう言いなさい。『ここに今までの会話を記録したメモがあります。これを持って、労働基準監督署に行きます』と」

大事なことなので、もう一度言う。

労働基準監督署に行く、これがキラーワードなんです。

たいてい実際に行く必要はない。それ以前に決着するからだ。

会社の人事部とか社長あたりにこの話が伝わると大変なことになる。

普通の管理職って労基法に詳しくないので、「は?労働基準監督署?なにそれ?」な人も多い。

しかし、法律を知っている人事部や経営層になると、現場でもめて、労基署のワードが出てると知ったら、真っ青な顔してその上司にどなりつけてくるはずだ。

「お前、なにやっとんだ」と。

社員がパワハラなどを受けていて、メモを持って、労基署に行くとする。この時のメモは手書きでも十分証拠能力があるらしい。

そうすると、訴えを受けた会社は最低今後2年間、査察を受ける。

これが大変面倒なことらしい。

だから、経営層や人事部は真っ青な顔になるわけ。

今パワハラを受けていて、会社を辞めたいと思ってる人。

手書きでもいいから発言記録をメモる。

そして「労働基準監督署に行きますが、よろしいですか」という最後通牒があることを絶対に知っておこう。

これは貴方の身を守る手段なのです。

まとめ

自分は年金手帳的には10回近く転職してきてるし、フル常駐コンサルで何社も中に入っていて、友人が勤めている会社へ誘われることも多かったので、いろんなエピソードを経験してきた。

それは今後機会あるごとに書いていきたいと思っているけど、今言いたいのは「嫌だったら、すぐに辞めてもいい」ということ。

特に2017-2018年は超売り手市場。圧倒的に転職する側が強い市場なのだ。

自分に合った職場、欲しい給料を獲得できるチャンスがある時代なのだ。

無理してまで今の職場を続ける必要もない。

実際、初めて転職した時の自分も「転職なんて負け組がするものだ」と思ってた。20年前の日本はまだ終身雇用が当たり前の時代だったから。

でも、直属上司の人間性が嫌で嫌で、2年目の夏、そのストレスが原因で胃を壊した。

そして、ようやく「このままではダメだ。体がもっとひどいことになるかもしれない」と恐怖を抱いて、本気で転職活動をし、半年後に辞めた。

年齢も外聞も理由も、考えなくていい。

嫌なことに時間を費やしている方が、人生よっぽどもったいない。

今、本気で転職をしたいと思っている人。がんばれ!

 

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