マルチタスクな人はいないという話

マルチタスクな人はいないという話

マルチタスクな人 = できる人という幻想

電話しながら、メールして、チャットして、PPT修正して、SSHでサーバーのメンテして・・・

一昔前に「スーパーSE」と言われたモデル像だ。

複数の仕事をちゃちゃっとこなし、定時には「お疲れ〜」と言って帰る。

周りからは称賛の声。

「すごい、あれがマルチタスクな仕事のやり方なんだ」

向上心が強い人は、そうやってマルチタスク人間を目指す。

そして疲れる

こんなはずじゃないのに・・・あれ・・・?みたいな。

マルチタスク人間なんて、幻想なんです。

仕事が速い人はマルチタスクでやってるわけではない。シングルタスクが異様に速いだけ

ここをしっかり覚えておこう。

仕事が速い人は、本当の意味で複数のタスクを同時進行しているわけではない。

よーく観察してみると分かる。

ひとつひとつの作業が異様に速いのだ。

人の何倍もの速さでこなしてる。

メールの処理をするのに普通の人なら10分かかるような作業だったとしても、できる人は1分で終える。

メールの返信を待つ間に、チャットでメンバーに情報共有し、電話で取引先に条件を確認し、5分後にメールの返信が来たら、チャットと電話で得た情報を加味して、さらにメールを返事する。

普通の人が「どう書けばいいかなぁ」と逡巡しながらメールを書いてるうちに、できる人は必要最低限の言葉だけでメールをちゃちゃっと書いて、返事が来るまでに必要な情報を集めておく。

ひとつひとつのタスクを極限まで効率化し、なにがボトルネックになるか頭の中で理解してるので、タスクの順番が整理されてるのだ。

だから複数のタスクをこなしていく時にも無駄がない。

これ、CPUと同じなんだよね。

CPUも人から見ると同時にたくさんの仕事をこなしているように見えるけど、ひとつひとつのタスクを順番にこなしているだけ。それが異様に速いからマルチタスクに見えるわけ。

複数のタスクを同時にこなそうとして結局全体として時間がかかる罠にはまるぐらいなら、ひとつひとつのタスクをどうすれば極限まで効率化できる方に知恵を絞った方がいい。

そして、これからやらないといけないタスクをどういう順番で取り掛かれば無駄がないかをまず考える。

これだけで普通の人より数倍も速く仕事を終えるはずだ。

目標は人の4倍仕事をこなすこと。

人より2倍速く処理し、2倍の量をこなす。

すると4倍仕事をこなせる。

ここまでくれば毎日定時に帰ろうが、有休を全部消化しようが、誰も文句は言わない。

まずはシングルタスクの効率化に集中しよう。

 

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