ひとつ上のレベルに行くために

ひとつ上のレベルに行くために

サラリーマン初心者向けです。

がんばってるのに認めてもらえないと思っている人の共通点

本人はがんばってるつもりなのに、いつまで経っても平社員のまま。当然給料も役職も上がらない。

会社や組織によっていろんな事情はあるだろうけど、そういう人に共通している点も多い。

ここでは、ざーーーっと共通点を書いていく。すまんが、「仕事ができない人」と呼ばせてもらう。

給料をもらうものと考えている

仕事ができない人は、そもそもとして給料を「もらう」ものと考えている。

違う、給料は「稼ぐ」ものなのだ。

あなたががんばったかどうかなんて会社からしたら関係ない。

いかに会社に利益貢献したのか、それだけなのだ。

1日10時間、休日返上で働いても、利益を出していなければ評価はゼロ。

逆に週に3時間しか働いていなくても、莫大な利益を出していれば会社はとんでもない額の給料を出す。

一般的には、年収の3倍の利益を出さないと給料に見合わないと言われる。

あなたは年収の3倍以上の利益を出しているだろうか。

時間単位で給料を考えている

1時間働いたらいくらと考えているのも、この人たちの特徴。バイトと同じ感覚なのだ。

だから残業代を欲しがる。

今月は50時間も残業したのだから、がんばったでしょうと主張する。

成果は時間で図るものではない。

あくまでアウトプット=利益で図るもの。

だからといって、残業代を請求するなとか、できるまで働けと言ってるのではない。

逆なのだ。

いかに短時間で大きな成果を上げるか、そこに最大限の知恵と努力を注ぐのだ。

周りを見てくれ。給料高い奴ほど、働いてる時間は少ないだろ?

従業員代表の視点で見てる

中間管理職に上がりたいのに、何年経っても上からお呼びがかからないと不満をもらす人に多いのがこのパターン。

下から会社を見てるのだ。

私はこんなにがんばっているのに。

こんなに残業しているのに。

あの課長より、よく知ってるのに。

違うのだ。管理職になれば、「会社から見たらどうか」という視点が求められる。

今、このオフィスはどれだけ家賃がかかっていて、間接部門の人件費まで含めると、会社全体の固定費がどれぐらいか把握してるだろうか。

会社を維持していくためには、どれだけの営業利益が必要か理解しているだろうか。

あなたの発言は、自社の利益につながる内容だろうか。

常に「従業員視点」ではなく、「会社視点」で考える癖をつけよう。

物事を複雑にしてしまう

仕事ができる人は、一見複雑に見えるものをシンプルにする。

仕事ができない人は、簡単なことを複雑にしてしまう。

これは訓練しないとできないことなので、後者に当てはまる人はロジカルシンキングのトレーニングをした方がいい。

周りにこういう人はいないだろうか。

会議で議論が膠着し、いつまで経っても堂々巡りで結論が出ない。

そこへある人がふらっと入ってきて、「どうしたの?」と聞く。

今までの議論を説明すると、「あー、だったらこうすればいいんじゃない?」の一言で、あっさり解決してしまう。

今までの議論はなんだったのだというほど、複雑に見えた問題が構造化されていく。

この手の人は昔からこういう訓練や手法に慣れているから、普段はそうは見えないかもしれないけど、実はめちゃくちゃ頭がいい人なのだ。

人から話を聞いただけで、絡み合った問題を頭の中で整理し、階層化し(これを構造化と呼ぶ)、大元にある問題はなにかを見つけ、解決策を示す。

コンサルテーションに求められるのも、この「問題の整理」→「構造化」→「課題抽出」→「解決策提示」の4ステップなので、興味があればコンサル本も読んでみるといい。

ありがとうが言えない

仕事ができない人は「ありがとう」の一言が言えない。

逆に仕事ができる人はどんな時でもすぐに「ありがとう」を言う。

電話を取り次いでくれた人にちゃんと「ありがとう」と言ってるだろうか?

中年の平社員に多いけど、女性スタッフが電話を取ってくれて、取り次いでくれるのに、ムスッとした顔のまま「はい、〜〜です」と電話に出る人。

仕事とはいえ、時間と労力を使ってくれた女性スタッフにも失礼だし、その不遜な態度を周りは見ているということにも気が付かない。

だから、周りからも上からも評価されないのだ。

タクシーに乗っても、ホテルの受付でも、コンビニのレジでも、ちゃんと「ありがとう」を言えてるだろうか。

「客なんだから、親切にしてもらって当たり前だろう」なんて思ってないだろうか。

商談中にお茶を出してくれる女性スタッフに、ちゃんと「ありがとう」と言っていますか?

ごめんが言えない

「ありがとう」と同じく、仕事ができない人は「ごめん」の一言がとにかく言えない、言わない。

そんなに大変なことなのか?それとも本当に悪いと思ってないのか?

なにかの施しを受けたら、まずは「ありがとう」。

小さいことでも相手の労力を奪ってしまったら、とにかく「ごめん」「すいません」を言う。

コミュニケーションは挨拶から始まるんだよ。

相手の時間を平気で奪う

これは管理職よりもっと上の人から思われることが多い事項。

上になればなるほど、忙しくなるものだ。そして、こういった上層部の人こそ、相手の時間を奪うことをもっとも失礼なことと考えている。

だから、自分の時間が奪われることをもっとも嫌う。

しかし、仕事ができない人は平気で人の時間を奪う。

会議で自分が報告すると決まっているのに、事前に資料や発言内容を用意していない人。

初めて訪問する会社なのに、訪問先の会社情報やロケーションをまるで調べていない人。

メールもSMSもせずに、いきなり上の立場の人や取引先の携帯に電話する人。

自分がしようとしていること、しなかったことによって、人の時間を奪っていないか。最大限の注意をしよう。

音に無神経

パチパチうるさい音を立てるキーボードでタイピングする人。

かかってきた電話に大声で会話する人。しかも電話かかってくる度になぜか立ち上がって喋る奴がいたよ。

お昼休みでもない、普通に就業時間中なのにパリポリと音のするお菓子を食べる人。

でかい音で鼻をかむ人。

ノートを畳んだり、コップを置く時にばったんばったん音を立てる人。

ドアを締める時に手を添えない人。

オフィスで生じる音はあなたが思っている以上に、周りの人は「うるさいなぁ」と思っているものだ。気をつけすぎるぐらいに注意して、ちょうどいいぐらいなのだ。

報・連・相の相はいらない

これは20数年前の新入社員だった頃、自分に課していたことだ。

上もしくは顧客への報告もしくは連絡は迅速に、簡潔に行う必要があるが、相談はいらない。

特に自分がまだ下の立場の時。

「○○さんでこういう事態が発生しました。原因は○○で、○○しようと思いますが、どうでしょう」とかなんとか。

上からすると、判断と指示は上が行うものであって、下が勝手に動くものではない。

それは自我・わがままでやってるわけではなく、会社や組織の立場というものがあるからだ。下にはまだ分からない事情があるのだ。

だから、下の人間が報告する時は事実だけを述べ、指示を待つ。

上の人が「お前はどう思う?」と聞いてきたら、その時に初めて自分の意見を言えばいい。

酒を飲むと人が変わる人

これは年配の人に多い。

自分が酒嫌い・・・というより、酒を飲むと人が変わる人と飲むのが嫌いということもあるけど、酒を飲んで性格変わる人で「この人すごいなぁ」と思った人はいない。ゼロ、だ。

この人たちに共通しているのは、昼間シラフの時はあまりはっきりと自分の意見を言わず、事業を引っ張っていこうともしないのに、酒が入った途端に饒舌になり、「俺は〜〜と思ってたんだよねぇ。勝手にやりやがってよぉ」とか、管を巻く。

だったら、昼間に言えよ。

「俺は18時から意見を言うよ」という人にロクな人はいない。

金払いが悪い人

これも中年に多い。若者は気にするな。

年を取っても給料が安いからという理由があるのかもしれない。

でも、そのわりには「飲みに行きましょうか」と、すぐに居酒屋に誘う。

そして、2時間ほど経った頃、そろそろ会計をという頃合いになると上目遣いで「さて」と、こちらを見る。

「あ、いいっすよ。自分が今日は払いますから」と言うと、ほっとした顔になる。

せめて、嘘でもいいから「悪いね」という表情をしようよ。

しかも、自分は酒に弱いから、単純に割り勘にすると相手の方がはるかに酒代は高い。

別に金を払うのが嫌なのではなく、この手の人と飲むと、自分から払おうという態度がまったくないのが嫌なのだ。

金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったもので、こういうことが2-3度続くと、昼間に「打ち合わせをしたい」と言われても行かなくなる。

ちなみに、もう一度言うけど、若い人は目一杯年上の人に払ってもらうといい。

自分の経験談だが、新卒で入った会社、直属上司が嫌で辞めたと先日書いたけど、隣のグループの先輩上司がいい人でね。

ある時、その人と2人で東京出張という仕事があったんだ。

3日間の短期出張だったんだけど、3日とも夜の食事(+酒)はこの先輩上司が払ってくれた。

「いや、いいですよ、せめて割り勘にしましょう」と、何度も言ったんだけどね。先輩上司は子どももいる家庭だったから、可処分所得は多くはないはずだし。

その時の先輩上司の言葉がしびれたね。

「ばーか、いいんだよ。俺たちもな、お前ぐらいの年の時は上司から散々奢られてるんだよ。お前が俺たちの年ぐらいになったら、その分若い奴に奢ってやれ」

こんな上司ばかりだったら、あの会社は今も辞めてなかったと思うけどね。

いまだにこの人とはたまに飲むんだけど、この人と一緒に東京出張に行った時のことが、自分の中では今でも教訓として生きてる。ありがとう、Hさん。

メモを取らない

仕事ができる人はメモ魔が多い。

全員というわけじゃないけど、「なんでメモ取らないの?」という人が仕事のできない人に結構多い。

内容が全部頭に入ってるなら問題ないけど、こういう人ってまず例外なく「あの時言ったじゃない!」と、言われたことを忘れて、ミスをして、怒られる。

なんでメモを取らないのか、不思議だわ。

とにかく、無駄になるかもしれないけど、メモを取って取って取りまくれ。

悩んでもしかたのないことで悩む

これを確認しないことには、心配しても仕方ないでしょ?ということでも、いつまでもうじうじと悩む。

根が正直で真面目な人ほど多いタイプ。

例えば、あるシステムで不明な要件があったとしよう。お客様は「〜〜いう設定を組み合わせた場合動きますか?」と聞いてきた場合。

マニュアルなどでは想定されていないイレギュラーの設定の場合、ベンダーや開発元に問い合わせ、もらった返事をもとに社内の検証環境で動作確認をし、お客様に提案という流れになるだろう。

まずは開発元に問い合わせて、返事を待たないといけない。

その後社内で実際に動作確認をしないといけない。

そこまで待たないと詳細はわからないのに、「お客様になんて答えましょうか」とか、「こういう設定では無理ではないでしょうか」と、いらぬ心配をする。

もしこうなった場合はこう対応するというシミュレーションは重要。100パターンぐらい用意しておくもんだ。

しかし、心配をしても仕方がない。なるようにしかならんのだから。

結果、その不要な発言によって周りも動かされ、無駄な時間を潰すことが多い。できない人の典型的パターン。

なにを心配すべきなのか。そこを間違えないようにしよう。

気付いていないだけかもしれない

だからこそ、厳しめの先輩や上司がいたら、いいチャンスとばかりに、ちゃんと教えを聞こう。

これは自分がいる部署の話なんだが、定例会議ですら集まる時間がばらばらだった。

そこである時メンバー全員にこう言った。

「偉そうな言い方で悪いけど、開始時間が決まってる定例会議なのに上司より遅れてくることは失礼だと思わない?まだ社内の会議だと注意されるぐらいで済むからいいよ。でもね、『遅刻は相手の時間を奪っている、大変失礼なこと』に気付いていないようだと、商談時にそういう気の緩みが出るんだよ。立場が上の人よりも必ず先に到着する。気を付けてください」

と。

そしたら、それ以降もう3年近くになるけど、必ず5分前には全員揃うようになった。

もちろん、彼らと一緒に営業訪問する時に現地待ち合わせすると、遅刻するなんてことは皆無。

人から注意されるまで気付いていないだけで、本人が気が付けば、誠意を持って行動するというのを目の前で見せてもらった。

つまり、意識してやってたわけじゃないということなんだよね。

教えてくれる人が周りにいるなら、ありがたく拝聴して、どんどん考えを盗んでいこう。

 

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