燃え尽き症候群を防ぐには「ゴール」と「スタート」を同時に設定する

燃え尽き症候群を防ぐには「ゴール」と「スタート」を同時に設定する

日本における燃え尽き症候群

Wikipediaによると、本来の燃え尽き症候群は「一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した結果が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満」と定義されてる。日本語の書き方はもうちょっと勉強した方がいいと思うけど。少なくとも読点ぐらい打とうぜ。

それはともかく、同じくWikipediaの後半に「日本における使われ方」として、「それまでの人生最大の目標を終え、打ち込む物が何もなくなった」という虚脱感に襲われることを「燃え尽き症候群」と称することもある」と書かれている。

むしろ、こちらの方がしっくり来る。前者(本来の定義)は「がんばったけど成し遂げられなかった(と思っている)」のが原因、後者(日本での使われ方)は「やりきった後の虚脱感」。本記事で扱うのは後者の方。

設定した目標をゴールにしてしまうから燃え尽きる

どういうことかと言うと、目標設定した時のゴールを次のステップに向けたスタート地点として考えておくってこと。要は通過点にしか過ぎないわけだ。

例えば、このWikipediaで紹介されている事例で、大きなスポーツ大会(オリンピックとかインターハイとか)で優勝を狙う、世界記録を更新するといった大きな目標があったとしよう。

これを達成してしまった。やったぜ!と思うわけだが、その後「もうすることがなくなった」と虚脱感に襲われるのが、ここで言う燃え尽き症候群。

オリンピックで金メダルってすごいよ。でも、それを通過点にしてしまうわけだ。次の大きな目標に向けてのスタート地点として考える。というか、事前に考えておく。

例えば「次のオリンピックでも金メダルを取り、連覇する」「金メダリストという称号をもとに、若者の育成に力を入れる」「解説者としてテレビデビューする」「自叙伝を書いて、自分のトレーニング方法が正しかったことを伝えていく」などなど。

次の目標は「金メダリスト」という称号がないと、どれも難しいものばかりだ。

大事なのは、最初の目標を立てる時に「もしこれを達成したら、ここをスタートにして、次は〜〜しよう」と予め考えておくことだ。

オリンピックは話がでかすぎるので、話をもうちょっと庶民的なテーマに落とそう。

よくあるのが、定年退職で迎える燃え尽き症候群。仕事をバリバリ頑張ってきて、無事定年を迎える日、職場も妻も「お疲れ様でした」と、ねぎらってくれる。

いい仕事人生だったなぁとしみじみ振り返るが、そこで燃え尽きてしまい、セカンドライフにうまく入っていけない。

ワンパタと言ってしまえるぐらい、よく聞く話。

これも、全力で働いて、無事に定年を迎えるということを目標にし、そこをゴールで止めてしまってるから生じる話。

仕事している時から「定年で働き終えたら、次は〜〜するぞ」と、定年をスタート設定しておくと、燃え尽き症候群になることなんかない。

オリンピックで金メダルを取るという大きな目標であったとしても、そこが一つの通過点に過ぎないととらえる。もし達成したら、それを踏み台に次はこういうことをしようと目標を立てておけばいい。

人生、本当のゴールは死ぬことだけ。そこまではいつまでも挑戦の連続なんです。

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