ベーシックインカムを導入するなら週休3日も導入して欲しい

ベーシックインカムを導入するなら週休3日も導入して欲しい

ベーシックインカムを(試験的にでも)導入している国・地域が増えてきた

ベーシックインカム(BI)とは国民が最低限生活できる金額を毎月政府が支給する制度。金額や意図はいろいろあるみたいだが、政府や提唱している企業人の意見は大きく分けると2つあるみたいだ。

1. 貧困層をなくすため

2. より柔軟な働き方、社会を実現するため

1.は理解できるというか、そもそもBIってそれが目的じゃないの?て思っていたけど、自分がいいなと思ったのは2.の考え方があることを知ってから。

著名人だとホリエモンとかイーロン・マスクが提唱してる。

BIが実施されると、働かなくても生きていくことはできる(実際には実例を見てると、BIだけでは相当厳しいと思うけど)。反対派がよく言うのは「労働への意欲がそがれる」ということだけど、2.を主張している人たちは「BIによって、嫌な仕事をする必要がなくなり、もっと創造的でイノベーションを起こすような仕事ができる人が増える」と言う。

なるほど、そうかもね。

平均年収が例えば600万だとすると月50万円。なんだかんだで15万ぐらい引かれて手取りは35万ぐらいですか。

月35万円で生活ベースを作っているはずだから、これより水準を下げないためには仕事を続けざるを得ない。たとえ納得できなかったり、嫌な仕事であっても。

日本で検討されてきたBIの支給額は7-8万円ぐらいらしい。年間で100万いかないぐらいね。

月35万ベースの生活をしていれば、1/5ぐらいが無償で保障されるので、自由度はかなり大きくなる。

金額に関しては、個人的にもそれぐらいがいいんじゃないかなと感じる。贅沢言わなければ最低限の家賃と食費ぐらいは出る(東京でも探せば4万円/月の賃貸があるし、食費を2-3万に抑えればなんとか)。

当たり前だけど、そんなカツカツの生活は誰も満足しないので、パートしたりバイトしたり、サラリーマンはそのまま仕事を続けたり。

しかし、今までと違うのは嫌な上司に媚びて仕事をするぐらいなら、「もうちょっと楽しい仕事に行きますわ」と辞表を出せること。

そんなネガティブな方向でなくても、会社がグーグルみたいに「全体の20%は好きなことをしていいです。その代わり、ちょっと給料下がります」と宣言してもいい。下がる金額が7万円以下なら実質の手取りは変わらないわけで、20%は好きな研究だったり、副業だったりをできるわけだ。

いいなぁ、BI。

世界はどうなってるのか?

すでに世界ではBIを試験的であっても試したり、実導入している国や地域がたくさんある。

一番古いのはカナダのMincome実験と呼ばれるもの。1974年から1979年の5年に渡ってマニトバ州ドーフィンで行われたBI。条件がいろいろあったようだけど、農家が多いこの地域では「貧困を撲滅した」と評価されている様子。

他にもケニア、オランダ、フィンランド、インド、イタリアなどで行われており、イランにいたっては2011年から6年もの間実施された。

支給額は無条件で国民の平均収入の29%にあたる1日1.5ドル(160円ぐらい)を支給。アメリカの平均年収に換算すると16,000ドル(176万円ぐらい)に相当する。

その結果、労働力の意欲低下は見当たらず、一部の分野では事業拡大の効果もあったと研究報告が行われてる。

他にもアメリカのNGO団体がケニアで農民2万人を対象に2016年から行わっているBIの実験では、支給されたお金を浪費することなく、仕事を辞めることもなく、貧困からの脱出と生活向上に使っていたとレポートが上がってる。

だから日本でも早く導入しようよというのは早計だけど、試験的にでも、地域限定でも、実験してみるといい。就職率が低い地域、生活水準が低い地域は総務省の統計からも出ているわけで、そういった県や地域を対象にやってみればいいんじゃないかな。

ただ、やるなら3年とか5年といった、ある程度期間を設けないと意味がない。BIの実験では半年だけ実施したという国もあったけど、半年だけだと「このBIがなくなったら、またお金がなくなる」という不安から動きが取れなくなる。

国がある程度の期間と金額を保障してこそのBIだから、実験とはいえ、数年は継続すべきだよね。

で、週休3日制を検討して欲しい

お金を支給するBIと平行して検討して欲しいのが、休みを支給する週休3日制。

日本の企業が週休2日制を導入し始めたのは1980年頃からだそう。ちなみに公立の学校が完全に週休2日になったのは2002年から。そうだよな、自分の場合高校までは土曜日も授業あったもの。

で、企業で週休2日制が導入されて四半世紀が過ぎたわけで、そろそろもう1日追加してもいいんじゃね?と思ってるの。

これからAIやRPAで間違いなく仕事の総量は減るでしょう。IoTが進めば家の中の労働量も減るでしょう(例えば、今までだと『水道管が壊れた!業者さんは?まず市役所?』となっていたのが、水道管のセンサーが検知し、自動的に業者に連絡をし、双方が空いている時間をRPAが調節し、確認をAIが行いという時代が来る・・かもしれない)。

だったら、無理に週5日も働かず、1日減らし、その分家族サービスなり、好きな研究に時間を使った方がいい。経済的にもその方がお金回るでしょ。サラリーマンがオフィスにいる限り消費にお金使わないからね。

週休3日制導入なら、追加の休日はぜひ水曜日に!

ありがちなのが金曜日とか月曜日を新休日にして、3連休にしてしまうこと。

3連休はいらん!特に東京なんかだと人混みが増えるだけだ。

しかも連休にしちゃうと休み過ぎて、連休明けに仕事に行きたくなる人続出の可能性が高い。

だから、中日の水曜日を休みにするの。

月曜、火曜と2日働いたら1日休む。

そして木曜、金曜と働いて、土日休む。

いいペースじゃない?

土日は今まで通り「1日しっかり休んで、1日は家族サービス」とかにしてもいいし、水曜日はその分「自分の好きなことだけに時間を使う」ってしてもいい。ゴルフ行ってもいいし、麻雀してもいいし、朝から飲んでもいい。

BI導入を検討する時に「そんなにがむしゃらに働かなくてもいい」という生活保障が実現するなら、週休3日制も検討して欲しいですね。その時は水曜日を休みによろしく!

 

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